食糧はタップリ残っている

航海日記

4月7日 天候 晴

2022/04/08更新(日本時間)

東の風が少しずつ強くなってきました。気象予報によれば、10日頃がピークで風速は最大40ノット、波の高さは4m。注意するに越した事はありません。
日本側のスタッフから食糧の残数調査依頼が来ました。日本へ入国時に税関へ報告するため、定期的に調べておいた方が良いとの事です。これまでの航海でも「生もの」が残っていないかの調査を受けた事はありました。
調査の結果、21個積み込んだ「たまご」が2個。「フランスパン」4本が1本。「りんご、オレンジ」は、それぞれ20個が10個になっていました。たまごはボイルしたり焼いたり。簡単ですので消費も早いです。レトルトのご飯は164食積み込み、150食残っていました。2リットルの天然水ボトルは70本の内60本、ノンアルコールビールは積み込んだ72本全部が残っていました。手軽に使えるレトルトカレーは6種類60食。ほとんど残っています。

出航前、少しでも空きがあれば食料倉庫に変身します。
この他にもシリアル、缶詰、チーズなどは、ほとんど手付かずの状態でした。
積み込んだ食糧とほぼ同じ量の食糧が留守宅にあります。ヨットをアメリカへ送り出す時、食糧も一緒に送ろうと近所のスーパーなどで買い込んだのです。ところが、FDAアメリカ食品医薬品局により食糧の持ち込みが難しくなりました。アメリカでの購入は現地のスタッフが日本食食糧店などから調達してくれました。
自宅に残っている分は奥さんが消費してくれています。この航海が終わっても、しばらく食卓に登るのだと思っています。

※航海日記の文章内の日付は全て現地時間です。

 

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